2007/10/14
短歌集「十五歳の敗戦」その2
蔦の葉の 校舎に軍靴 走りゐて程なく国はあわれ 崩れ落ちぬ
つたのはの こうしゃにぐんか はしりいて
ほどなくくには あわれくずれおちぬ
ひまわりも うなだれている 敗戦日
電柱にあるは 「打ちてし止まむ」
ひまわりは うなだれている はいせんび
でんちゅうにあるは うちてしやまむ
汗染みの 日の丸鉢巻 ほどき捨て
ギラリ敗戦の陽は 心突き刺す
あせじみの ひのまるはちまき ほどきすて
ぎらりはいせんのひは こころつきさす
学徒動員でした。大崎・明電舎の中庭で昭和天皇のお声をはじめて拝聴す
平成19年夏
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